リシケシ〜アーユルヴェーダのお医者さんに会う
Flavor's レストランの向かいにある薬局。
え〜どうしようかな、多いんだけど。と渋っていたら、おじさん(ドクター)、ファイルを取り出してサプリの説明書きを私に見せてくれました。日本語で書かれています。誰かが手伝ったんだなあ。
そう思ったらふわふわと安心感が湧いてきて(単純!)、流れに乗ってみようと結局全部お買い上げ。いま自宅で飲んでいます。さて、どう変わるでしょうか?
ちなみに他のは、上がニームとクローブの歯磨き。薄い黄色のボトルのスクラブで洗顔して、その後につける小さな紫のサフランオイル。また、左端が毛生えオイルで(妹談。盛ってると思う)、オレンジがおじさんお勧めのシャンプー。
全部で3200ルピーほど。クレジットカードが使えました。
ラームジューラー橋、駐車場の近くです。
リシケシ〜ハッピーホーリー!
3月24日はヒンズー教の春祭り、ホーリー(holi)でした。朝8時頃から午後3時、4時頃まで、「ハッピーホーリー!」と声をかけあい、色付きの粉や水を掛け合います。
お寺に行くと修行中のお坊さんたちが入口で待ち構えていて、さっそくやられました。ここでまず私の頬は紫にw
ハッピーホーリー! おとなしく顔に色をつけられる姪っ子。
こんなアートな顔になりました。かわいい♡
おでこの黄色はターメリックで肌に良いと言われ、私はおでこから鼻、目の下まで、自分で塗りたくりましたw
お互いに塗りあうお寺のご夫婦。美しい眺めでした…う、うらやましい…。
いい大人もこんなんなりますw まだ午前中よ。
お寺を出て、ぶらぶらとラームジューラー橋を渡り、対岸までいく間に、私もこんな風に仕上がりました。なかなかの作品ですw
妹は物陰からバケツで水をぶっかけられたらしいw びっしょぬれです!
ガンジス川の水で洗い流します。ここからゲストハウスに帰るまでに、また色つけられるだけど。地元の人たちは川に入って全身水浴び。気持ち良さそうでした。
川遊びに夢中の姪っ子と、埋められるまゆちゃん。岩の上の茶色の物体は…脱ぎ捨てられたパンツです(メンズ)。近くに、新品のパンツの空箱があったので、古いのを脱いで新しいのを履いて帰ったヤツがいた模様。
この日は普段呑まないインド人も、お酒を呑んで大はしゃぎし、人の多いところでは女性は体を触られたりすると聞きました(特に外国人は目立つし)。どうなることやら〜と思ったのですが、、今回誰もそんな目にあわず。私はかなり楽しかったです。
とはいえ、やっぱり人の多いエリアは注意が必要だそう。街によっては「外国人は表に出ないように」と言われるところもあるそうです。
色の祭典!世界一カラフルで過激なインドの「ホーリー祭」 - NAVER まとめ
夕方はまた、ガンガー・アールティへ。祭りの日だったせいか、先日よりも人出が多くて にぎやかでした。
動画を撮る人も多かった。
火が回ってくるとどっと人が押し寄せる。
花売りの子どもから何個買って流したことか。こんな私の願いも叶えてくださいませ…。
女7人インドの旅もそろそろ終わりです。
リシケシ〜初ヒマラヤ! 初沐浴! 初ラフティング!
リシケシ2日目。午前中は山の上にあるというお寺、クンジャプリ・テンプルへ行くことに。街から車で約1時間だそうです。
山道をくねくね、くねくね上っていくと…
酔った…
車を止めてもらい、ちょっと休憩。ああ日差しが目に沁みます。ていうか、太陽が近い気がする。標高はどのくらいなんだろう?
途中、翌日のホーリー祭を前乗りして、手にカラーパウダーを持った子どもたちに車を通せんぼされながら(ビビった!)、さらに上へと、くねくね、くねくね…。頂上が近づいてきたころ、ドライバーさんが山を指差して「ヒマラヤ!」と! 遠〜くに白い峰々が見えました!
やっとクンジャプリ・テンプルへ到着。お寺の見晴し台から、さらに綺麗にヒマラヤが見渡せました。酔ってでもここまで来て良かった! この日はよく見えてラッキーだったようで、ドライバーさんも何枚も写真を撮っていました。
ここでもインドの人と記念撮影になる姪っ子。純和風の顔立ちにインド人少女のような長いお下げの彼女は、どこへ行ってもモッテモテです。
母と私はお経をパス。だけど写真だけ撮らせてもらいました、どうもありがとうございました。ちなみにこちら、結構サルがいるのでバッグなどお気をつけ下さい。
駐車場まで戻ってくると、母が「あれ飲んでもいい?」と。指差した先は、さとうきびジュースの屋台。勇気あるな。
前回インドでお腹を壊した私。恐る恐るひとくち飲んでみると、あら、薄い青汁のようで、思ったよりおいしい。さとうきびって言われないと分かりませんが、母には昔懐かしい味だったようです。お腹も壊しませんでした。
帰り道、ドライバーさんが高級リゾートホテルのアナンダ・イン・ザ・ヒマラヤに寄ってくれました。残念ながら中に入れるのは宿泊客のみ。次回はここに…ああでも、また山道を上るのよね。
アナンダ イン ザ ヒマラヤ (Ananda in the Himalayas) -ナレンドラナガル- 口コミ・価格比較・予約
街へともどり、昨日脚だけつかったガンジス川へ! 今日こそ入る!
頭まで3回つかると、全てのカルマが流されるそうです。カルマと聞くと「あるかな?」と思うけど、日本語で「業(ごう)」と言われると入っとこう…と思う。
で、水は冷たいんですけどがんばりました!
写真中央あたりで沈んでいるのが私。浸かった証拠です。
冷たい水でも、姪っ子や地元の子どもたちは大はしゃぎですからね。子どもってほんと凄い。
さらにこの日は、メンバー7人のうち私含む上から3人(70代、50代、40代)でラフティングへ。中高年も元気ですよ〜。
ゲストハウスまで迎えに来てくれて、帰りはすぐ近くで下ろしてくれて、支払は帰ってからフロントでというプラン(500ルピー)で、何それ楽チン! とお願いしました。濡れてもいい格好で何も持たずに来い、とのことでここから写真がありません。
ロビーで待つこと20分。20歳くらいの若者が3人、ボートを載せた車でやってきました。(若いね…)とヒソヒソ話しながら車に乗り込む日本の中高年女性3人組。続いて別のゲストハウスへ。しばらくして出てきたのは、白いカッターシャツにビジネスパンツ&靴の、仕事帰りのような高齢のインド人男性3人組。母と同じくらい、ひとりは80代? これからラフティングに行くようには、見えませんけど〜?
ここはインド。何でもある気がします。「ここから、乗り合いバスになった?」なんて話していると停車した先で皆さん、ヘルメットとライフベストを着け、、やっぱり同じボートの客でした。なんという、平均年齢の高いラフティング!私(43)がいちばん下! やっぱり旅先では何が起こるか分かりませんね。
石ゴロゴロの坂道を、よろよろ下る中高年チーム。80代(に見える)男性は脚がちょっとお悪いようで前を行くAさんの肩を勝手にむんずと掴むし、おかげで肩がはだけたAさん、避けて先に行くしw。大丈夫かな〜。なんとかボートに乗り込み、男女ごちゃ混ぜに左右3人ずつ座って、さあ出発です。中高年の命を託された若きボートリーダー、よろしく頼むよ!
案の定、少し漕いだところで…80代(に見える)男性、リーダーの指示で戦線離脱。オールを置いて真ん中に座らされました。だよね〜。左2人、右3人とバランスが悪くなったボート。私は左側、しかも最若手です。頑張らなくては! と思うけど、昔から漕ぐの下手なんですよね〜。ひとりリーダーに注意されては、後ろから水をかけられてました。ほんとごめんなさい(涙)。
そのうち大きな波が…! 危ない中高年チーム!
マジでびしょ濡れになり、あわや転覆かと思いました(汗)。そして、例のおじいちゃんに心配され、腕を掴まれていた私。有り難いやら、なんと言っていいか分からんやら!
その後も2回ビッグウェーブが来ましたが、なんとか、なんとか誰も落ちることなく(真剣にふんばった!)クリア。周りのボート客はインド人の若者ばかりで、私たちをどんどん追い越していきます。こちらは「漕いで漕いで!」「ストップストップ!」というリーダーの声を無視して楽しそうにおしゃべりするおじいちゃんたちに、言葉の分からない中高年日本女性のボートで、リーダーいつもより大変だったかも。
時刻はちょうど日没どきで、川面が穏やかなところでは写真が撮れないのが本当に残念なくらい、美しい眺めでした。ガンジス川と夕日に染まった空…。BGMはおじいちゃんたちのおしゃべり…。一生忘れないだろうし、しばらく思い出し笑いができそうです。
約1時間のラフティング。へっぽこ中高年チームも最後の最後には息が合って、漕ぎ方も上手くなっていた気がします。ちょうど上手になったと思えたときに、終わりがくるんですよね〜。なんだか人生のようだ。
ゲストハウスの手前、川岸ではガンガー・アールティの終盤だったようです。妹たちを見つけて「おーい!」とオールを降りました。後で聞いたら私たちが通った時はお祈りも終盤、静かな時間帯で、笑うに笑えなかったでそうです。またそれも思い出に。
初めてづくし、てんこ盛りの一日でした。ラフティングの後は、本当にビールが飲みたかった! けど、ない(涙)。
その夜は、満月を眺めながら、母持参の焼酎をいただきました。結局は呑めてよかったw 明日も良い一日になりますように。
リシケシ〜ガンジス川は思ったより綺麗でした