北山窯の窯開き
「窯開きで、食事もお酒もいただけるらしいよ」と誘っていただき、ほいほい行ってきました。福岡市内でギャラリーをオープンした女性の企画で、行き先は三瀬峠の先の「北山窯」です。タクシー会社でマイクロバスをチャーターし、車代がひとり往復2500円。これでみんな呑めるというワケですね。賢い! 今度何かの時にマネしよう。さっそく道中、一升瓶サイズのシャンパンが開きましたw
三瀬を越えて、北山窯へ。茅葺きの建物、渋い。
床の間には小川哲男先生の作品が展示されています。渋い。簡単に買えないけど、こんなの家に飾ってみたい。だけどちょっと、スターウォーズの何かに似ている気がする。
この建物でいまも生活されているそうです。長く残ると良いですね。
さてお昼! おにぎり、蒟蒻の刺身、野菜たっぷりの北山鍋をいただきました。窯元で用意してくださっているんです。あと、佐賀のお酒も! ありがとうございます! しかし日本酒、皆でどんだけ呑んだんだろう…ご一緒のお姉さまがた、皆様見事に呑んべえでしたw
先生は熊本の方で、毎年窯開きには熊本からもたくさんの方が来られるそうです。この日は人が少なかったようで、先生もお寂しいかもねとKさん。おじいちゃん先生、私たちまた来ますから、元気出してほしいです。
近くに大きな木があると聞いて、ぶらっと外へ。窯元の裏側にまわると、なんと水車が! 名前は「キンちゃん1号」で作者は写真の彼だそう。凄いなぁ〜。さすがモノづくりのご家族ですね。
坂を上るとすぐにありました、「下合瀬の大カツラ」。国の天然記念物に指定されているそうです。雨に濡れて、空気も湿気たっぷりで、なんとも神秘的…。何かが居そうな雰囲気です。思い出したのがあれ、「もののけ姫」に出てくる白くて丸い…。検索したら「こだま」でした。さらに画像検索したら、たくさん出てきて気持ちわるw でももし目に見えたら、画像検索の結果みたいにたくさんいると思いますよ!
巨木好きの私としては、好みの大木。いえ、好みと言ってはいけないな。神々しい大木でした。
下合瀬の大カツラとは。
この日、私が買った小丼と水差しです。
水差しの口の部分の赤い斑点、よく見たらシワがあるんです。「はっ、これもしかして、指紋?!」と聞いたら、ご一緒したNさん(男性)が「花びらじゃない?」と。そこで作家の小川洋一さんにお尋ねしたら、「釉薬です」と。そりゃあそうですね、指紋なワケない。それにしてもNさんの感覚の素敵なこと! 私、指紋て…。
素敵なもの、欲しいものが他にもたくさんありました。次回はお財布にゆとりをもって来なくては。周りはモリモリと緑豊かで、目の前には北山湖。佐賀市の景観賞に選ばれているそうです。良かったらお出かけください。
北山窯
佐賀市富士町下合瀬564-1