ペトラ遺跡へ(2018年11月)
「世界ふしぎ発見」でペトラ遺跡が取り上げられた翌日、母と盛り上がって決めた「ペトラ遺跡」への旅。JTBさんの成田発ヨルダン6日間ツアーを選び、昨年の話ですが、行ってきました。映画「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」(1989)に感化され、いつかはと思いを温めていた旅先。決まるときは一瞬で決まるものです。この勢い、タイミング、面白いです。
成田から夕方発のエティハド航空に乗って約12時間でアブダビ。空港のホテルで1泊し、翌日乗り継ぎで約3時間でアンマン。アンマンのクイーン・アリア空港からバスで砂漠の一本道(デザート・ハイウェイ)を南へ約3時間半走り、ようやくペトラに着きました。
ホテルは遺跡のゲートに最も近い、ペトラ・ゲストハウスでした。
朝食後すぐ、 8時だったかな、出発です。
遺跡へのゲートはホテルの横ですが、そこから「シーク」と呼ばれる遺跡の入口まで緩やかな坂道が約800メートル。シークも1.2キロほどあるらしい。
シークの入口まで、馬でも行けます。馬を引くベドウィンの男性がハンサムで、すかさず写真を撮る。引き目だけど。
いよいよ、来ました。映画の舞台となり、世界中から注目が集まった場所…
なんだけど、なんか可愛い看板。
岩壁の間へ、いざ!
壁の間に人が吸い込まれていきます。
こんなゴツゴツとした場所にも時折、緑が。
左下の溝はナバテア人の水路跡。
しょっちゅう馬車が突っ走っていくので、
特に道幅が狭いところでは注意が必要です。
しかしなんというか、、
断崖の高さ約90m。こんな場所を、“街”への通路に利用するなんて。
シーク内にはさまざまなレリーフの形跡があり、
往時はどんな優雅な場所だったのかと、思わずにいられない。
石畳も残っています。
あら、かわいい人たちが♡
笑顔いただきました。儲かってますか?
シークの道幅はどんどん狭くなっていき、私たちが行った2週間ほど前に起こった濁流の名残で、ぬかるみもありました。ちょっとドキドキ。だけどこれが見えてきたら、一気にテンションが上がりました!
本当にバラ色。
エル・カズネ(宝物殿)。王家の墓だったそうです。
やっと来た! 本物だぜ! ニヤニヤが止まりません。
そして古代ギリシア様式というものは、どこまでも伝わっているのだな、と。
写真を撮りまくっていたら、あれ、母がいない。
気づいたら、、
現地の少年にナンパされていました。
さすがモテキャラ。
エル・カズネの荘厳さに、大げさですが、「喜」以外を忘れるほど感無量、、
しかしここはペトラ遺跡の、ほんの入口でした。
つづく。