うどんの出汁が心にしみた夜。
先月、大人の恋愛話などお書きになるコラムニストさんのイベントに行ってきました。その会の、質問タイムでのこと。
美容業の女性が、大人の独身女性のお客様と接するとよく男性の話になるそうで、「彼女たち曰く学歴やキャリアがネックで男性に引かれることがあり、言えない時もあるらしいのですが、実際どうですか?」と。するとひとりの男性が声高らかに、
「福岡じゃそうよ、それが当たり前!」
さらに働く女は認めん! てな勢い。東京から来たコラムニストさんは違う意見を言われましたが、会場はシーン…。
ビックリしました。「自分のスペックがネック」と認識する女性が居るわけで、そのオッサン、失礼、男性だけがエキセントリックとも言い切れません。でも地域性で話を片付けちゃうの嫌なんですよね、私。話をそこで止めて、考えるのを放棄してる気がする…。
なんだか気落ちして、とぼとぼ歩いた帰り道。屋台で食べたうどんが、妙に美味しかったなぁ。とほほ。
(それにしても私が気落ちする必要、欠片もないのに。なんでだろう? あとでピンときたら追記します)
そうそう。警固交差点、ラーメン屋台だった「けいじ」が、今うどんの店になっています! コレ、この日いちばんの収穫だったかも。
イベント中、大人の恋愛は「美しく、インテリジェントな人とサスティナブルな関係」でありたいよね、という話がありました。私もそれが良いと思う。それだけで良いんだけどなぁ。なんかいけてない、とほほな夜でした。