Pramana

旅の編集ライター/インドの腸活サプリ「アロエヴェラ・タブレット」輸入販売しています。人生はまさに旅。どうぞよろしく。

母と、柳川へ

「うなぎを食べよう」と母を誘い、柳川の元祖本吉屋さんへ。ただいま「さげもん祭り」(〜4月3日まで)の最中で、どこもかしこも、おひな様とさげもんだらけ。さげもんとは、この地方独特の吊るすお飾りのこと。なかなか見応えがあります。

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↑うなぎを待ちながら、体育座りでさげもんを見上げる母。

 前日テレビに出たせいかお客さんの入りが良く(私も観たけど)、うなぎが出てくるまでちょっと時間がかかりました。その間さげもんとお庭を眺めつつ、ビールで乾杯。

 

来ました、あ〜久しぶりのせいろ蒸し。東京にいた時はうな重ばかりで、一度も食べなかったな。だけど、、子どもの頃からうなぎといえば、せいろ蒸しでした。本吉屋さんはあっさりめの味で、最近「お酒が強くなった」母にはちょっと物足りなかったらしい。

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本吉屋

 

柳川ですから「川下り」を提案するも「寒い!」で却下。今日はたしかに…どんこ舟にこたつもなかったし、けっこう寒かったかもしれない。とりあえず本吉屋から御花まで、ぶらぶら歩きくことにしました。距離あるんですけどね。街路樹の桃の花や、民家のさげもん(道行く人が楽しめるように飾られている)を眺めながら、のーんびり歩きました。

 

水路沿いには「日本の道100選」に選ばれた道も。日吉神社脇の小道では椿が満開! 花が重そう!

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「うわぁ、ぐっしょり!」と母。それを言うなら「びっしり」ではないか?

 

立花藩のお殿様の別邸だった「御花」。写真はその西洋館です。見学は大人500円。旅館、レストランもあります。

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ここを維持するために、殿様自ら旅館経営を始めたんだそうです。今日は結婚式が準備されていました。「次はここで結婚式したら」と母。「お母さんこそどうぞ」と私。

 

こちら御花のひな飾り。ここへ来るまでにたくさん見たので、感動がうすい…。

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御花の土産物店では、さげもんを販売していました。うん、いいお値段ですね! けど手づくりで、時間もかなりかかってるだろうから妥当なのかも。

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帰りは「川上り」しようかと話していたら、「西鉄柳川駅の近くまでは行かないよ、日吉神社まで」といわれガックリ。表にネコが4匹もいたお店で「かわいいー」と写真撮っていたら、店のおじさんにものすっごい仏頂面されてビックリ。なに?このちょっと淋しい感じ(笑)。

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いやでも、この無理してサービスしない(一部でしょうが)、ゆるい感じがいいのかもしれないですね。長く続く観光地のコツ…のひとつかもしれない、なんて思ったりして。

また行こう。次回あの仏頂面のおじさんは、どんな顔をしてるでしょうか?